三沢が死んだ...

写真:三沢光晴 - 週刊プロレススペシャル 三沢光晴の「美学」 より

このニュースをネットで知ったときは信じられませんでした。

YOMIURI ONLINE(読売新聞)
プロレスの三沢光晴さん、リングで頭強打し死亡

その後、TVのニュースでも確認し、現実なんだと実感。。。 ちょっと放心状態ながらもこのエントリーを書いています。

僕が初めて三沢光晴を意識したのは、確か高校入りたての頃だったと思います。 何気なくチャンネルを合わせた深夜のテレビで、タイガーマスクが闘っているのが目に留まったのです。

僕が小学校低学年くらいの頃は、プロレスはまだテレビのゴールデンタイムで放送されていて、その頃、馬場や猪木以上に子供たちに絶大な人気を誇っていたのがタイガーマスクでした。

僕はてっきり、その時代にテレビで見ていたタイガーマスクがまだ闘っているんだと勘違いし、懐かしい気持ちもあって、普段なら気にも留めないプロレス中継に思わず見入ってしまったのだと思います。

最初はボーっと試合を眺めていたのですが、しだいにリング上でなにやら揉め事が起こり、タイガーマスク自ら虎のマスクを脱ぎ捨てて素顔になり、対戦相手に突っかかってゆくではありませんか!

「おいおい、タイガーマスクが素顔になっちゃったよ! どうなってんだ?」と、僕はその時何が起きているのかまったく理解できませんでしたが、その劇的な試合の今後の展開が妙に気になり、その次の週から深夜の全日本プロレス中継を欠かさずチェックするようになります。

そして、僕に強烈な印象を残したあの元タイガーマスクの人は「三沢光晴」という選手であることを知ると、徐々に三沢選手を中心にプロレス中継を見るようになり、タイガーマスク仕込みの華麗な技の数々や、当時化け物じみた強さだったジャンボ鶴田や、スタン・ハンセンに果敢に挑む姿などにすっかり魅了され、いつしか大ファンになっていました。

その後も、超世代軍~四天王の時代を経て、馬場さん亡き後の全日本プロレスを社長として引っ張ってきた三沢を僕はずっと応援してきました。

2000年に社長を辞任し、全日本プロレスを退団して新団体「プロレスリング・ノア」を旗揚げすると聞いたときは、いてもたってもいられず、旗揚げ戦のチケットがとれなかったので、会場であるディファ有明の駐車場に特設された野外ビジョンまで観戦に行ったものです。

その後も有明コロシアム、日本武道館など、都内で開催される大きな大会にはよく観戦に行きました。 そうそう、東京ドームには、当時まだ付き合っていたプロレスをまったく知らないウチの奥さんも一度連れて行ったなぁ...

ここ2年くらいはノアの会場に足を運んでいなくて、今年3月末にノアの地上波中継が打ち切られるというニュースを聞いたときも、ウチはケーブルテレビで見られるからまあイイかと思っていたのですが... まさかこんな形で三沢の試合が見られなくなってしまうとは。。。

何度打たれても投げられても立ち上がってくる三沢の姿にファンは感動し、プロレスファンの間では「受身の天才」「ゾンビ三沢」などとして知られるほどのレスラーでした。 その三沢が技を受け損なって命を落としてしまうとは、運命って何とも皮肉なものですね。

虎のマスクを脱ぎ捨て、新たに歩みだした三沢光晴のプロレス人生は、僕の大切な青春の想い出のひとつです。 強く、恰好よく、時にお茶目な三沢のプロレスが僕は本当に大好きでした。

心よりご冥福をお祈りいたします。

理想主義者

理想主義者
三沢 光晴
ネコ・パブリッシング

三沢光晴がプロレスラーとして、団体の経営者として、またその両面からプロレスとはどういうものかを語った本です。 とてもわかりやすく書かれているので、三沢ファン、プロレスファンではない人が読んでも十分に内容を理解できるし、読めば一度くらい生でプロレス観戦に行ってみようかなぁという気にさせる名著だと思います。

コメントを残してください

コメント入力フォーム

必須 = Required

 

トラックバック

トラックバック URL: http://www.tratxt.com/mt/mt-tb.cgi/36

管理人について

タケノービ

タケノービ(takenobi)/東京都 墨田区在住/O型/おとめ座/寅年
more

連絡先